肥厚性幽門狭窄症
- 症状
- 口や鼻から、勢いよくミルクを噴水のように吐きます。
- 吐いたあとは、またミルクを欲しがるのですが、ミルクをあげると、また吐きます。
- 最初は、日に1、2回だったのが、回数が増えて、吐く量も多くなってきます。
- 生後2〜6週くらいの赤ちゃんに多く見られます。
- 生後2〜3ヶ月になって、このような症状が出る赤ちゃんもいます。
- 原因
- 原因は、はっきりとしていませんが、 胃の出口(幽門)が厚く狭くなっているために、飲んだものを腸に送り出せないために吐いてしまいます。
- 治療
- 外科的手法:厚くなっている幽門を切って広げる手術をします。
- 内科的手法:症状が軽い場合には、幽門の筋肉をゆるめる薬(硫酸アトロピン)を点滴したり、飲ませたりして治療します。